2018年11月19日
自動車整備士が不足している現状

整備士という職業は、プロフェッショナル性の高い職業です。また、自動車の安全性を保護するためにも重要な職業といえます。しかし、現代の日本では整備士が不足しています。ここでは、そんな整備士を取り巻く現状を紹介します。
車には整備士が必要!
現代社会はいうまでもなく、車社会です。近年では、自動車の排気ガスによる環境破壊が大きな問題となり、ハイブリッドや電気など新たなタイプの自動車が登場してきました。
しかし、どんな技術進化があったとしても、自動車が機械である以上トラブルや故障はつきものです。当然、車のメンテナンスは人力で行わなければなりません。そこで、様々なトラブルに柔軟に対応でき、修理することができる整備士が必要なのです。
整備士を取り巻く現状とは
前述したように、車には整備士が必要です。しかし、現代の日本において、整備士が大変少なくなっています。日本自動車整備振興会連合会がだした平成26年の「自動車整備白書」によると、約92000件の整備事業所のうち、半分以上の事業所で整備士が不足していることが明らかになりました。
そのうち、「人手不足で事業に支障をきたす」とアンケートに答えた事業所は約10%を超えているのです。このように、整備士不足は日本全体の問題となっています。
整備士が不足している理由とは?

整備士が不足しているベースにあるのは、少子高齢化や将来の選択肢の多様化などです。少子高齢化に加えて、将来の選択肢が多様化したことにより、整備士を目指す若者が不足していることが一番の原因といえます。
また、仮に整備士免許を取ったとしても、しっかりとした働き口を探すことができないという点も、整備士が不足してしまっている原因です。整備士の働き口となっている整備工場の多くが従業員10人以下の中小企業なので、求人にお金をかけることができず、整備士として働きたい若者と、整備士として働いてほしい整備工場が、適切な条件でマッチングすることができていないのです。
さらに、今まで中高年層の男性を中心に採用してきたことから、女性や若者を意識した採用活動のノウハウを持っていないことも原因と考えられます。
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